高齢出産夫婦の家づくり

40手前で子供を産んだ人が家を建てます

ローコスト住宅メーカーの罠(2)

 昨日の続き。

 で、たぶんね、標準仕様は安いかもしれないけど、たぶんだけど、そこから逸れるといきなり金額がいきなりマシマシになるのかなぁ。

 つまりオプションにすると、というところです。

 たとえばコンセントの数が他社に比べてしょぼいとか、収納箇所を増やすといきなり金額が上がるとか、標準の窓数より増えるととか、下屋割増が他社と比べて高いとか。へーベルなんかは、バルコニーに標準で水栓ついてたよ。あと情報分電盤が、他社だと標準でついてるか割と安くつけられるとか。私たちが家を作るハウスメーカーは情報分電盤つけると20万ですって! 20万!!(あっさり諦めました)

 2階のトイレって他社だと標準だったりするのかな。うちはオプションでした。

 

 あと、カーテンで割と聞くのが、リビングだけHMでやって他は持ち込む、なんて言うけど、照明って他社どうなのかなー。

 私たちが家を作るハウスメーカーは、カーテンと照明は別に予算取りしてあるのね。照明は施主支給してもOKだけど電気工事してくれる業者さんの手前もあるのでほどほどにしてくださいみたいなことは言われた。ていうか色々ブログ読んでたらカーテンの予算取は坪数+1万て書いてあるけど、うちなんかカーテンの予算取り25万だよ……ほとんど施主支給しるってことだよな……そのつもりだけど、この25万はおそらくカーテンレールとそれの取り付け費ってことだよね。じゃあHM経由の業者に頼むともっとかかるってことだよな……。

 このあたりがやっぱり、ローコストメーカー所以たるものなんでしょうね。

 

 でね、大手HMで頼む人でちらほら聞くのが「坪単価高いけど安心料を買っている」みたいな理由。信頼性を買うというか。あとはまあローコスト住宅メーカーより出来がいいとは言いますよね。ローコスト住宅メーカーで建てるとやっぱり家が軋んだり音が響いたりする、なんて言うし。そのへんは、ローコスト住宅メーカーを選んだ時点で仕方ないと思ってます。

 これねー、私、「信頼をお金で買う」って言う人は、人を信用してるんだなって思うんですよ。

 どういうことかっていうと、基礎とか断熱材の施工とか躯体の組み立てとか、手抜きやミスがあったら嫌じゃないですか。でも大手ならそういうこと心配しなくていいってこともあると思うんです。

 私はどうもそういう信頼感を持てないんですよ。

 だって大手だってミスや手抜きが全くないって言いきれないでしょ。建てるのは依頼する業者や大工なんだから。って思っちゃう性格なんです。

 だから、それぞれの施工中にちょいちょい見にいって、チェックしようと思っています。素人だから見たってわからないかもしれないけど、そこはやっぱり信頼してないから見に行くというか……。

 結局心配になって自分で見に行っちゃうから、高いHMだろうが安いHMだろうが変わらない、だったら安い方を……ということになります。

 うーん、文章下手ですいません。うまく言えないな……。

 あー、あと営業なー。たぶん、大手HMでもクソな営業に当たるときは当たるしなー。高い金払ってるのに打ち合わせするたびイライラするの嫌だし。安ければ自分でなんとかすんべ仕方ないって思えるし。……徹底的に色々なものを信頼してないですね私……。

 

 余談ですが、実はレンジフードもそういう理由で「とってもクリンフード」にしたんですよ。たぶんレンジフードを選ぶ場合って「レンジフードにまで予算さけないから一番下のグレード」or「楽したいから自動洗浄」のどっちかだと思うんですよね。でも私はその中間の「とってもクリンフード」にしたんです。機械の力を信じてないというか「どうせ自動洗浄しても自分で開けて洗いたくなる」という理由でこれにしたの。