カーテンを決めてきた
カーテンは、リビングの大きい窓だけはオーダーにして、あとの窓は似鳥とかホームセンターで済ますというのは良く聞く話です。金額の節約のために、カーテンレールは自分でつけるという剛の者もおりますが*1、我が家はカーテンレールの取り付けはすべて業者さんに頼むことにしました。
ということでカーテン屋にいってきました。記録のためのブログなので書いておきますが、実はこの時夫と長い冷戦中で、夫など連日勤務の疲れもあって、私が「カーテン見に行くんじゃないの?!」と起こすまでずっと寝てました。一人で行っちゃおうかとおもったよ。二人で行ってよかったけど。
カーテン屋さんは女性の方が対応してくれました。
夫と冷戦中なのもあって、夫に相談もなかなかしずらい上に夫も話しかけても乗ってこないので頭にきていて、正直カーテンを選ぶのにちょっと気乗りしない感じで行ってしまいました。ので、話のとっかかりもなんていうか……あんまり話が弾む感じがしなくてですね……。
最初から正直に「リビングと南東の洋間だけオーダーにしてあとは自分たちで買います」と言ったものの、最終的には1Fはすべてオーダー、2Fは自分たちで買う、ということになりました。
迷ったのが、南西の細長い引き違い窓と、ダイニング西側の引き違い窓。南西の横に細長い引き違い窓は、下にTVを置く予定です。横に細長いのでカーテンだとつけられないだろうということでロールスクリーンにするつもりでした。そのロールスクリーンは似鳥で買おうかどうしようか迷ってて……。あと、ダイニング西側の窓。
一か所だけ、リネンのカーテンにしたいという目論見がありました。実は私、少し洋裁をやりまして（ほんっとに！ ほんっとにへたくそですよ！）、ダイニング西側の窓を手作りしようかなと思ってたのです。
リネンはどうしても洗濯すると縮むので、掃出し窓をリネンカーテンにすると洗濯で縮むことを考えて床に垂れさがるくらいの長さで作らないといけない。それだと掃除しづらいし裾が汚くなる。南東の洋間の東にも小さい引き違い窓があるけど、普段使わない部屋のカーテンを手作りするのはちょっと切ない。やっぱり作ったのものってちょいちょい自分の目で見たいし。同じ理由で子供部屋も却下*2。かといって寝室は、夫が交代勤務のために昼間寝ることも考えて遮光カーテンにしたいというので手作りは難しい。
消去法で、ダイニング西側の窓しか残っていません。ダイニング西側の窓なら常に目にするし。
でも「カーテンを手作りしたい」って言ったら、手作りねぇハン、的な反応をされたので（要約するとリビングのような常にいる場所のカーテンは統一させたほうがいいようなことを言っていた）、私の中でカーテン屋さんは早々と敵認定されました。
が、話をすすめていくうちに、なんのかんのと、1Fはすべてオーダー、2Fは買う、ということになりました。あと、リビングのカーテンレールはちょっといいやつにした。いつも打ち合わせ場所がハウスメーカーのショールームだったんですが、ショールームのカーテンレールがちょっとシャレオツなやつだったのね。それを見て「こういうのがいい」って言ったので、リビングのカーテンレールは夫に選ばせたら、ちょっとスタイリッシュモダンっぽいやつを選びました。私も好きな感じだったので（あと冷戦中だったのもあって）すんなり決定。
で、応対してくれた人を早々と敵認定したわけですが、話をしていくうちに敵認定は解除されました。第一印象の人柄をぶっちゃけて書くと「わちゃわちゃしたおばさん」だったのですが、淹れてくれたコーヒーがオランダのものだったり、私がリネン地でカーテンを作りたいといったらポーリッシュポタリーの茶器を出してくれたりして、なんていうか、「こういうのお好きですかね？」みたいに接してくれたので。いや私、実はポーリッシュポタリーそんなに好きじゃないんですけど(笑)なんつーか、リネン地が好きって言ったらこう……ナチュラルとか可愛い系が好きと思われたみたいで……。すんません逆です。ナチュラル系嫌いじゃないけどどっちかっつったらシンプルモダンぽいほうが好きなんですヨー。まぁはっきりと「リネンの服ってみんなダボーンとしてるから嫌い」って言っちゃったけど(笑)私がリネンが好きなのはあくまで生地の素材感としてのリネンであって、リン○ルみたいのは正直好きではないのです……。
あと、この人も「好きでカーテン屋さんやってる」ってのが感じられたから。カーテンレールの末端が南部鉄器のやつがあって「これに惚れ込んでこのカーテンレールにしたお客様もいらっしゃったんですよ」とか、色々話聞けて楽しかった。こう、仕事への熱量が感じられるとすっごく楽しくて、ずっと話を聞いていたくなります。
あのかんじなら、1Fは全部オーダーでもいいなって思いました。
そういえば、見せてもらったカタログの中で、カーテンレールがステンレスっぽいテカテカシルバーでカクカクのやつがあって、さらにグレーの透明感がステキな、超絶スタイリッシュなカーテンがありました。うわぁステキ、レースカーテンはグレーもいいなぁと思ったけど、やっぱり「透ける」からグレーが素敵に見えるんだって。透けるのは正直なぁ……と思ってミラーレースにしたんですけどね。超絶スタイリッシュなカーテンは、ドイツ製の輸入ものと聞いて納得。ジャーマンジャーマンしてた。
気乗りしないで行ったカーテン選びだったけど、楽しかったです。もっとちゃんと乗り気で行けばよかったな。
あっちなみに選んだカーテンはグリーン系の無地です。若草色と深緑色。たぶん若草色にすると思います。建具がダークブラウンだから、明るめのほうがいいかなと。キッチン背面のクロスが薄い緑なので。あと質感が麻っぽいのにしときました。リネンカーテンの手作りの話をしたら「麻っぽいのだとこのあたりですかねぇ」って言われたのでそれにした。正直、展示してある標準内のカーテンだとどれも「うーん」て感じで……。本当は多少なりとも柄入りもいいかなと思ったけど、グッとくる柄がなかったんで無地にしました。
あーあとね、「麻っぽいの」はあくまで「っぽい」んであって、やっぱり本物のリネンの質感とは違うんだよー。って言いたい。
