高齢出産夫婦の家づくり

40手前で子供を産んだ人が家を建てます

勝手口にのれんもどき

 家ができるとblog放置ってのはちょいちょい見かけますが(Web内覧会を途中で更新しなくなっちゃうのとかさみしい……)、引っ越しとか新生活とかバタバタしてると、blogの更新しなくなっちゃうのわかります。特に家建てブログなんか、作ってる最中は夢中でこだわって作るから語りたいこともたくさんあるしで記事をまめに更新したくなるんだろうけど、ゴールにたどりついちゃうと、達成感もあって気持ちが落ち着いちゃうんでしょうね。

 まぁ私もちょっとblogの更新に間があきましたが、引っ越しもしてないけど年度が明けてまぁバタバタしててほんっとにblogの更新ができませんでした。

 で、その間に隙を見てちょこちょこ作っていたものがあります。

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 のれんもどき。

 トーベ・ヤンソンの布を使いました。端切れで買ってお気に入りだったからとっておいたの。ランチョンマットとかで使おうとも思ったけど大きすぎるから切らなくちゃいけなくて、それが嫌だったから使えずにいました。やっと日の目を見た。

 これですな。 

 実は私、ハンクラクラスタにちょっと住んでいまして(なんだこの表現)、家よりハンドメイドのほうが語らせたら長いです。つーことでこののれんについてつらつらと書きたいと思います。

 

 キッチンは北西にあります。勝手口が西にあるので、夏はきっと西日がガンガン照らして暑かろうと、日を遮る何かを作りたいなと前から思っていました。

 突っ張り棒で布を垂らすことは初めから決めていました。本当はのれんがよかったのですが、扉が片開き戸なので、真ん中で割れる形より端をめくるほうが出たり入ったりしやすいだろう、でものれんのような形がいいのでカーテンのような襞は作らず、幅ぴったりめの布を垂らそうと考えました。

 そして、カーテンを選んでいるときに聞いたのですが、やはり色が暗めの布のほうが遮光性が高いのだそうです。

 ちょいちょい行く雑貨屋に、ちょっとアジアンチックな布が売っておりまして(織りの緩いラミーかジュートの布)、以前からその布でのれんっぽいものを作りたかったのですが、布をこれ以上増やすのもなーと、手持ちの中からお気に入りの布を使うことにしました。

 でも端切れで買ったので縦が50cmくらいしかなく、作りたいのれんもどきは200cm弱欲しくて、目的は遮光による遮熱だから濃色系の布のほうがいいし、いっそのこと二重にするか……? と端切れを縫い合わせて作りました。

↓befor↓

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↓after↓

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 昭和感満載の勝手口になった。突っ張り棒を通す部分があかんな、あと一番上の布のチョイス。でも濃色系の布がこれくらいしかなくて……。麻(リネンな)の端切れもあったけど、アイボリーじゃ遮光の役目を果たさない気がして、これにした。ちなみに上と下は1枚の布を二重にしてあります。一番下の、緑の水玉模様の布を見ればわかりますね。真ん中は、裏に茶色い布を縫い合わせてあります。

 適当に考えて縫い合わせたのですっげぇ苦労しました。これ、幅を56cmで作って(勝手口の開口部が57cmだった)、一番下の布は114cm幅だったので縫い合わせるのにちょうどよかったんだけど、一番上の紺の布は幅広の布だったので幅を調節するのに苦労し、さらに「ここにいるよ」の生地が確か50×40だった気が……だから横幅が足りなくて端切れを接いで、さらに裏の布も色々やってたら(上手に説明できないので省きますが)余裕があるはずの布の幅がぎりぎりになっちゃって……とわたわたしながら作った。

 濃いめの布だし二重だしで、遮光による遮熱を期待したいです。

 

 ただ、ガスコンロに近いのでそこは注意しないとなー。二重に作ってあるのでただののれんよりは重いから、風になびくことはないとは思うけど……。