高齢出産夫婦の家づくり

40手前で子供を産んだ人が家を建てます

ハウスメーカーの候補を出す

 結婚も遅かった私たちは、住み始めた賃貸にずっと住むつもりはなかったのですが、いつ家を建てようかというのは実はまったく話し合っていませんでした。

 私が今のアパートの立地が居心地が良すぎて、夫実家の隣に……まぁ要するに「なにもない」ところに引っ越すのが嫌だったんですね。

 でも、子供の幼稚園入園が目前に迫ったのと、いつまでも家賃を払い続けているのはもったいないし、ローンを払い始めるのなら、我々の年齢なら早ければ早いほどいいしなぁと、今年の春にやっと腰を上げ始めました。

 入れようと思っていた幼稚園は夫実家の近くなので、幼稚園に入るために幼稚園近隣に住所があるほうが有利なので、私としては、引っ越したくないけどそろそろ引っ越しのことも考えねば……と私から仕方なく話を切り出しました。夫なんか「今年の冬くらいまでにハウスメーカーが決まってればいいかと思ってた」と言ってました。今考えるとそれでもよかったかも。今って、この田舎でも保育園は超人気なんですが、幼稚園は定員割れがあるんですね。子供を通わせようとしている幼稚園もそうで、定員割れなら、市内に住所があれば通えるので、焦らなくても良かったのかもなぁ。でもローンのことを考えると早めてよかったのかも。まぁ数か月の半年とか一年とかの違いかもしれないけど……。

 で、GWに近くの住宅展示場に行ってみようと私から誘いました。行ってみたのは一条工務店。分不相応にもほどがある(笑)その時はまだ夫と義母が冷戦中なので、ほとんど身になる話はせずに終了。

 というか、「安く建てたい」というのが第一条件だったので、全国展開しているようなハウスメーカーは候補から外すことに。ハウスメーカーなんてCM打っているようなところしか知らず、どこがいいのか頭を悩ませました。

 夫から出たのは、職場の人が建てたことのあるハウスメーカー。県西部から西隣県東部までをカバーする、ローコストを謳っているハウスメーカーです。私が出したのは、超地元密着、市内に本社があり、というか営業所とか支店がなく本社しかない。本社に建物を2つくらい建ててそこを展示しているハウスメーカー。なんでも、何代か前の市長が、市内の大工さんのための仕事を作るために作ったという会社でした。2社とも創業から40年以上は経っているハウスメーカーでした。

 前者をA社、後者をB社とします。

 長くなりますので続きます。