洗面台と洗濯機の間に隙間収納を作った話(1)
新築前から懸念だった「洗面台と洗濯機の間」をなんとかした話です。
もう何度も書いていますが、間取り決定後に洗濯機と洗面台の間が「割と空間があるが、排水溝の部分が凹状にへこんでいるため隙間収納を置きづらい」問題です。
具体的に写真で見ると以下の形。
洗濯パンが、十字の形に凹んでいます。水漏れの際の被害が最小限になる構造なのでしょう。それはそれで納得しているのでいいのですが、この構造だと洗濯パンカバーが作りづらいことこの上ない。
RCやらインスタやらぐぐる先生やらで洗濯パンカバーをいろいろ見ていましたが、この形状に合う洗濯パンカバーはほぼほぼ見たことがないというか、上のような洗濯パンに洗濯パンカバーを作っている写真をほぼ見ませんでした。仕方ないので、無い脳みそを捻ってなんとか作りました。
具体的に数値を書こうと思ったのですが、ちょうど1年前くらいに着手しはじめたので記憶がありません。が、SketchUpで製図したものが残っているのを思い出しました。
右下にあるのが洗濯パンカバー。右側浮いとるやないかwwwwwという突っ込みが聞こえてきますが、裏返すと下の写真のようになります。
白で囲まれた部分がちょうど洗濯パンの上に乗り、一番上の写真の排水ホースの手前と奥に配置されるというか……。うまく説明できない。
下から見るとこう。白の楕円で囲まれている足の部分を書くの忘れたから何センチで作ったか忘れました!! でも確か高さを5.5cmtね…いや6.5cmにした気がするな~。洗濯パンの設計図見たり高さを測ってみたりして作りました。
①の板が、洗濯パンの横にくるように作りました。それぞれの長さですが、
①奥行き60cm高さ12cm
②奥行き66cm高さ12cm
③高さ12cm幅25cm
④奥行き66cm幅30cm
です。①と②の間は14cm空けました。
奥にくるほうから見るとこう。一番左が洗濯パンの上にのる部分です。
使用した板ですが、一番大きい天板にあたる部分はファルカタ集成材です。ファルカタって桐と同じ種類でマメ科なんだってね。塗料はブライワックスにしました。流行りの蜜ろうワックスを使ってみたかった。色はラスティックパイン。ネットで見比べたり調べたりしてこれにした。しかしファルカタ集成材は塗料泣かせらしく、うまく色が乗りませんでした。ニスでも同じらしい。
それ以外はすべてスギ材です。スギ材をラスティックパインで塗ると少し光沢が出て赤みがかかって、木目もきれいに出たので好きな色になりました。しかしブライワックスって水性ウレタンニスと比べて楽だし木目も生かせるし光沢出るしニスみたいにテカテカしないし、流行るわけだ。色の出方が素敵だもん。木目も生かせるし。
とはいえ、ブライワックスは色移りが心配だったので、床や壁との接地面には余っていたニスを塗りました。今のところ壁や床に色移りはしていません。
洗濯パンに乗る部分の支えは、長さがあわなくて多少ガタついてもいいやと覚悟して作ったのですが、①と②で十分支えになるみたいでガタつきはしません。あと思いのほかピッタリに作れたので浮いているようには見えません。
組立ですが、ビスが嫌いなのでオール木工ボンドです。ビスだとどうしても、素人のDIYですからズレが生じてしまいます。しかしボンドを圧着させればかなりつよく接着できるというので、ボンドでくっつけたあとクランプでぎゅうぎゅうに圧着して1日放置しました。
長さと組立がきちんとできたので、収納やものをいろいろ載せてさらに17kgの子どもが乗っても壊れる様子はありません。頑丈なの作れました。……捨てる時が来たら大変困るんだけど……。まぁそれはまたその時がきたら考えます……。
長くなったので続きはまた今度。