「後悔の無い家づくり」なんて無理じゃない?
家を作る人はだいたいやることだと思うけど、例にもれず私もいろんな家づくりブログを読んでいます。有名どころとかブログ村のトップなんかだと世界が違いすぎて実感わきづらいので、ハウスメーカーでそこそここだわってる、みたいなのを読んでるかな。
今読んでるのは、建築家物件で何から何までこだわって(でも流石に減額対象で泣きを見たりしてる)いるブログと、適当に決めてて「キッチンここまでこだわらない人初めて見た」ってハウスメーカーに言われた人のブログ読んでる。両極端すぎw
よく聞くのが「一生に一度の高い買い物だから、後悔の無いように」なんていいますけど、夫もよくそう言いますが、ぶっちゃけ「そんなん無理じゃね?」っていつも思います。
だって、その時はベストだと思った選択肢が、数年たって後悔ポイントになるかもしれないわけですよ。すんごいこだわった部分が使ってみたら不便だったとか、計画段階で燃えて引き渡された当初は萌えた部分が数日たって違和感が出てきたとか、多分出てくると思うんですよねぇ。変な話、こだわりまくった当人が宗教にはまっちゃってその色に染めなおしたくなるかもしれないんだし(ここで言う宗教とは、ガチの宗教だけではなく極端なミニマリストとか含む)。
「こだわりまくって」っていうのが苦手です。
嫌っていうか、人間、そんな力入れて完璧なんかそうそうできないっていうかさ。
もしこだわりまくってさんざん考えて、でもやっぱり……ってなるとしんどいので、「後悔なんてして当たり前、後悔したらなんとかすればいい」ってのが持論です。
その影響で、実は造り付けが苦手なんですよね。作りつけちゃうと後で変更がききづらいから。
でも地震のためには造り付けのほうがいいっていう……。
だから結構悩んだりしています。それで、キッチンは作りつけるのとカップボードだけにして、あとはどうとでもなるようにユニットシェルフを置いたりするんですね。シューズボックスも、ロッカー型を作りつけられるんなら別のものを施主支給しようかなーでも作りつけた方が地震の時には安全だよなーとか(まぁこれはロッカー型を回避できたので考えずに済むようになったけど)。
そんなわけで、家ができた後も色々カスタマイズしていくと思います。