高齢出産夫婦の家づくり

40手前で子供を産んだ人が家を建てます

ハウスメーカーの選び方

 ↑などという大層なタイトルをつけましたが、本日の記事は主観とぐちによって構成されています。

 

 先日、夫と一緒に働いている人が家を建て、内覧会をやったので見に行きました。そこで、以前にも行った完成内覧会でお会いした営業の方と再会しまして、家を見つつその方とずっと話し込んでました。話の内容は家のことより、おおむねハウスメーカーの営業の在り方だった(笑)

 その方とお話ししてて、ハウスメーカーを選ぶポイントを私なりに発見しました。

 

 完成見学会を見に行くこと。

 

ですね。

 構造見学会とか展示場じゃなくて、完成見学会なのがキモです。色々なハウスメーカーが共同で完成見学会とかやるときがあるので、それをチェックです。私は、チラシでそれを知りました。

 なんで完成見学会を見にいったほうがいいかっていうと、営業の当たり外れをある程度見極めることができるかもしれないからです。

 

 家を建てるのって、施主を担当する相手と長い付き合いになるわけですよ。それなりの期間打ち合わせするとね、わかるんですよね。

 仕事が好きかどうか。

 仕事っていうか、人と接する営業という仕事が好きか、あるいは営業という仕事は苦手だけど家を建てることが好きか、仕事も家を建てることもそんなに好きではないが人柄が良心的か、そのあたりって重要です。営業で選んでも大工や現場監督の当たり外れのほうが大事という話もありますが、施主と一番長く打ち合わせするのはだいたい営業なので、やっぱり営業も当たりを引きたいわけですよ。

 家と言うのは下手したら死ぬまでそこで過ごすかもしれない、長い期間住むわけだし、その上年単位で付き合いが発生する営業が、仕事も家を建てることも好きではないし人柄もアレ、じゃあ、なかなか納得のいく家を建てることはむずかしいんじゃないかなーと思います。

 完成見学会にちょいちょい行くことが、当たりの営業を引く一番の近道なんじゃないかなあーと。当たりの営業を引けば、間取りから内装まで、百点満点とはいかなくてもある程度納得のできる家を建てられるんじゃないかなぁ。

 どうも私たちの家を担当している営業が、私とは合わないタイプだったんだろうなぁ。まだ家が建築途中なのであんまり担当の愚痴を言いたくはなかったんだけど、先日けっこうなトラブルが発生しまして*1、ちょっとぐちりたくなったのです。

 そうです、私たちの家を担当する営業は、おそらく「仕事だからやってる」ってスタンスなんですよね……。そして、完成見学会で話し込んだ他社の営業さんは、ものを作ることが好きだし営業という仕事も好きなんだな、って実感しましたもん。

 まぁ私も15年くらい人と接する仕事をしてたので、それなりに鼻が利くほうだとは思っています。なんて書きつつ、自分ではそんなに自信はもってないんだけど……。

 で、他社の営業さんに「この仕事好きでしょう。そういう営業さんがいいですよね、私たちの担当はゴニョゴニョなんですーハハハ……」って言ったら、すんごい色々話をしてくれました。「住宅メーカーは仕事だからやってるって営業は多いですよ」みたいなこと言ってた。そういうスタンスの営業はどの業種でも多いとは思うけど。それでもさーやっぱりさー。ハウスメーカーの営業なら家について熱く語る人のほうが私は良かったよ……。ただ夫は私みたいなタイプではないので、熱く語る人はあんまり合わないかもしれない。

 ローコストハウスメーカーで建てる人間って、あんまりこだわり持つと失敗するかもなーって思います。こだわりを持つことが悪いんじゃないです、ローコストでもどこを盛ってどこに折り合いをつけるかをしっかり確立してればそれなりの家を建てられるんじゃないかなと。ただ、ローコストメーカーってことは営業もやっぱりそれなりなんだと思うんですよ……。情熱の低い営業が多そうなイメージ。お金かかってないからね。

 それでも信じたいんですよ、ローコストハウスメーカーでも、ローコストだからこそ建てられる家があるんだって考えて営業してる人間がいるってさあ。ローコストだからこだわり持つよりコスパいいグレード低いの選んでけば安く家たつよーみたいなのだけじゃなくて、ここは抑える、ここは盛る、ってメリハリつけて営業できる人がいるって信じたいんですよね。

 で、そういう人を見つけるのに、完成見学会はもってこいだと実感したわけです。あのね、1回あっただけでもわりとわかるもんですよ、「あ、この人家作るの好きなんだな」って。

 

 ローコストハウスメーカーで家を建てると決めた時、営業が当たりだったら全幅の信頼を寄せて相談できますが、もし「あー……」って営業だったら、もうね施主がしっかりするしかないです……。私はしっかりしてないので四苦八苦してます。鉄のハートを持って営業と対峙すれば、納得できる家が建つと思います。

 あと「アカンこの営業ダメだわ」ってのを引いちゃったら、最悪上にかけあって他の営業所の営業に担当を変わってもらうのもありだと思います、っていうかそれをやってるブログを見かけたりするのでアリなのかなー。……私もね、同じ会社だけど別の営業所の営業さんに縁があって何度かお会いしてるんだけど、正直その人が担当のほうが良かったです……。だって住設のグレード上げるって言ったらその人は「どうぞ、ぜひ上げてください」って言ってくれたの。ウチの担当なんか「まぁ、グレードを上げても我々にお金が余分に入るわけではないので」って言いやがるんだよなんだよその言い方仮にも営業って立場n(長くなるので割愛

 

 悪いひとではないとは思うけどさあああああああ合わないんだよね。困ったね。

 まぁ向こうも同じこと思ってるだろうな(笑)クセのある施主だなと。

 不幸中の幸いは、現場監督さんはちゃんとしてるっていうか、この仕事好きでやってるわって人だったこと。もう直接現場監督さんと打ち合わせしたいよ……ああでも登記関連については流石に営業と相談しないとなーあっでも登記を自分でやろうとしてるんだけどそれは協力しますって言ってくれたのでほっとしてます。以前に担当した施主さんで自分で登記関連やった人がいたからそういってくれたみたい。やはり先達が居ると楽ね。

 建ててくれる大工さんはどうかなぁ。職人さんて感じで、仕事はしっかりやってくれそうだけどなんか怖くて話しかけづらい……でも夫がなぜか全幅の信頼を寄せているのでまぁ大丈夫でしょう。

*1:後日記事にします