廊下の存在感
家の中心に廊下があります。
玄関入って、上り框のある右側の壁にニッチがあるのですが、そこをブチ抜くと廊下につながります。将来、回遊できるようにするつもりの間取りです。
で、この家の中心に廊下と階段があるのがお気に入りです。
そもそも私は廊下が好きみたいです。居室とトイレを離したいというか、居室から直接トイレに行くのが嫌でした。最近はリビングと直結してトイレがや洗面所がある間取りも多そうですが、「廊下」という場所が提案された間取りに存在できた時に嬉しかったです。
以前、クロスを決めた時に、なぜ廊下の右側(上の写真でいうとスイッチがある壁と、折れ曲がって続く壁ね。わかるかなこの書きかた……)を違うクロスにしたんだろう……と過去の自分に疑問だったけど、ここは変えて正解でした。というか、ここのクロスはオプションで価格が上がっても、お気に入りのクロスにするべきだったなーって思います。このクロスも好きなものを選んだのでまぁまぁお気に入りだったりするのですが。
上の写真のスイッチのあたり、私の場合は家の中で一番目に入る場所だったりします。
寝室に行ったりトイレに行ったりするので、案外目に入るんですよね。さらにトイレから出てきて真正面がこのクロスなので、やっぱり目につくんですよ。で、割とお気に入りのクロスを貼ったので、見るたびに嬉しくなります。
家づくりで決めたことが予想外にピタっとはまると嬉しいですね。
あと一つ以外に便利なのが、階段下収納が家の真ん中にあり、階段下収納の対面、つまり廊下の壁にコンセントをつけたこと。
階段下収納に掃除機をしまっておいて、掃除機のプラグを廊下のコンセントに差し込めば、1階部分はおおむね掃除機がかけられます。コンセントをさしなおす手間が省ける。
妹に「各部屋の入口にコンセントがあれば廊下とか階段にコンセントはいらないと思う」と言われてそうしたのですが、1階は廊下のコンセント、2階は階段上がってすぐにあるコンセントに掃除機のプラグをさせば、コンセントの刺しなおしが少なくて楽です。まぁ家が狭いからできるワザですね。逆に階段にコンセントはつけなくて正解だった。
惜しむらくは、柱はオール4寸という耐震を謳うメーカーで建てたくせに尺モジュールにしちゃったもんだから廊下がくっそ狭いということです……。トイレと階段下収納の幅を削ってでも、廊下くらいはメーターモジュールにすればよかった。